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よわいおとこがおっぱいをたらしたり嘔吐したりしながら、

自らの”平和”に至るまで。

海辺の町のやぶれかぶれな独白小説。

 

ぎょくおん

¥400/文庫カバーなし/162ページ 

2016/3/21

Text-Revolutions新刊

共依存めいた関係にあった姉から逃げるように東京を離れ、さびれた温泉街の旅館で住み込みの仕事を始めた男・郡司。

いっさいの連絡を絶って一年になろうとしていたが、心は吹っ切れない。 また、常用している薬の副作用による乳汁分泌に悩まされ、消極的な死に憧れを見出していた。

ある日、姉とそっくりな少女と出会い、郡司はひどく混乱する。

「──あれは姉の生霊だ。おれの戦争はまだ終わっていなかった」

妄想を克服しようとするうち、旅館の社長の姪・七美から秘密を打ち明けられたり、同僚・アランと関係したりする。

やがてゲンバクよろしく、郡司に降ってきた圧倒的な痛みとは──。

※男性の母乳、同性・異性間の性行為に関する描写を含みます。

とはいえ直接的・詳細な性表現はありませんので、年齢制限は致しません。

逆にそういったえろすを期待して読むとがっかりすると思います…。

総じて、だめな男がうだうだしている話です。

 

 

3/21(月・祝)都立産業貿易センターにて開催の

Text-Revolutions3で頒布します。

こちらのイベントではお買い物代行という代行通販のサービスも

ありますので、ぜひご利用ください。

ほかのサークル様のご本とも一緒に購入いただけます。

イベントのWebカタログはこちらです。

また、イベント後の通販については考え中ですが、

何かしらできればと思います。

どうぞよろしくお願いします。

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